ひとくちメモ

小倉戦争に勝った戦利品として、奇兵隊 が小倉城から持ち帰った大太鼓が、境内に保管されています。

慶応元年（1865年）、第二次長州征伐令の際、兵力の圧倒的不利な四境戦争の戦いの火ぶたが切らました。 この戦に際し高杉晋作はのこの嚴島神社に戦勝祈願を行いました。討幕への重要な契機となったこの戦いは 中でも高杉晋作が指揮する小倉口戦いは、最大の激戦となり、長州軍は奇兵隊・報国隊の２隊を先鋒とし戦い ついに小倉藩は自ら城に火を放って敗走しました。攻め入った長州軍は余燼の中から、この太鼓を持ち帰り、 高杉晋作が戦勝祈願を行った嚴島神社に大御神へのお礼にと奉納したものです。